Art Blakey & The Jazz Messengers

Art Blakey & The Jazz Messengers は10代後半からバンドで活動しニューヨークへ進出。一説には、当初はピアニストであったが、ある時からピアノを断念しドラムに転向した。きっかけは、ある夜、アート・ブレイキーが演奏するクラブに、クラブのボス(マフィアとの説も)がピアニストを連れてきて弾かせたところ、アートよりも優れた演奏をしたため、ボスはアートに「おまえはタイコでも叩いてな!」と拳銃をちらつかせながら脅したというものである。当初、ドラムの腕はたいしたことはなく、バンド仲間からはバカにされていたが、盟友であるトランペッターのディジー・ガレスピーからアドバイスを受け、みるみる上達したとのこと。